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京都で学生が運営する大規模合コン「京こん」-サービスで差別化

「京こん」の実行委員長の土田峻也さんと副委員長の久保芹奈さん。新風館の「サクラハウス」にて

「京こん」の実行委員長の土田峻也さんと副委員長の久保芹奈さん。新風館の「サクラハウス」にて

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 京都の学生が運営する街コンイベント「京こん」が8月11日、「新風館」(中京区)を中心に開催される。運営は、京都産業大学経営学部の金光ゼミのメンバーを中心とした同実行委員会。学生が実行委員を務めるのは他に例が無いという。3回目となる今回は、これまでの参加人数を上回る1000人規模で開催。飲食店は約20店が参加する予定。

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 イベントは、ビジネス街の色合いの強い烏丸エリアの休日を盛り上げようという目的で開く。当日は、指定された店で受け付けを済ませ乾杯。その後は原則として自由に店をハシゴするシステム。前回は、メーンとなる東洞院通がイベント参加者でにぎわったという。当日の地図には、参加店のクーポンを付けて、イベント後も店に足を運びやすくした。

 「烏丸周辺での街コンが増えているので差別化を図りたい」と同実行委員長の土田峻也さん。当日の参加店前にはのぼりを用意し、店には各2人のスタッフを配置。トランシーバーを使って「すいている」店を案内し、スムーズにハシゴできるようにする。前回の運営スタッフは50人に及ぶ。

 さらに今回は、周辺のアパレルショップや雑貨店に呼び掛け、参加証代わりのリストバンドを見せると割引のサービスも受けられるよう交渉。「今回はエリア内の六角堂(紫雲山頂法寺)の協力を得て、『縁結び六角柳』『一言願い地蔵』のいわれを紹介する予定。ぜひ願掛けを試してもらえたら」と副実行委員長の久保芹奈さん。

 初回からイベントに会場を提供している新風館内のアメリカンダイニング「サクラハウス」の金森慎一店長は「学生さんは地域のことを考えながら、お客さまが楽しむことを一番にして頑張っている」と応援する。「街コンは増えているが、これを一過性のものにしないためにもお客さん、店舗、主催者の三者がWin-Winにして行かなくては」とも。

 詳細は同ホームページで確認できる。

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