四条烏丸の商業施設「COCON烏丸」(京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町)3階のギャラリー「Kara-s(カラス)」に5月16日、バーチャル試着アプリ「CHACO(チャコ)」が登場した。
京都精華大学とWeb制作会社「クスール」(東京都新宿区)の産学連携プログラムの一環で行われた同プロジェクト。同ショップの販売を促進するシステムの企画・開発を3つの学生チームが行った。
学生4人が作った同アプリ。「キネクト」で体の動きを読み込み、投影された自分の姿の上にTシャツを重ねることで「試着」する。試着できるのは「STORE」(東京都杉並区)の「ルビンT-シャツ」。「ルビンのつぼ」を横にしたデザインで、上下のTシャツとプリントの色の組み合わせが無数にある。アプリは、この色がランダムに組み合わされ、最後に「宇宙系」「元気系」などのコメントが出る。
「僕自身が以前、キネクトを使ったアプリに触れてとても感動した。店頭でこの面白さをたくさんの人に体験してもらいたい」とプログラムの制作に関わった中尾信吾さん。「気に入ったパターンがあれば、それを保存してオーダーできるシステムなどもできるときっと、さらに良くなると思う」とも。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月21日まで。