宝酒造(伏見区)が3月27日、ミント焼酎「MIN+(ミンタス)」を発売した。
ミントのタブレット市場が拡大していること、特に20~30代の男性に広く浸透していることに目をつけて開発した同商品。連続式蒸留機で蒸留される純度の高いアルコールである「甲類焼酎」と、蒸留を1回にするため、原料の風味や香りを残す「乙類焼酎」の割合を工夫することで「香りはしっかりとありながら、すっきりとした飲み口を追求した」という。「メーンターゲットは男性だが、(23日に烏丸の韓国焼き肉店で行った)関係者向け試飲会では意外にも女性からの支持も高かった」と同社広報担当の二見哲郎さん。
商品名の由来は、「食事にプラスしたり、ソーダなどで割ったりと、好みに合わせて組み合わせてほしい」という思いから。試飲会では、「口の中がリフレッシュできる」とウーロン茶やビール割りが人気だったという。「食事がメーンでお酒はサブという感覚の方や、最初からおのおの好きなお酒を選ぶ人も増えている。そうしたニーズに応えられる商品になれば」とも。
アルコール度数は25%。価格は700ミリリットル入りで881円。