JR京都駅・地下東口改札通路のデジタルサイネージで現在、電力使用状況の表示が行われている。配信を行うのはジェイアール西日本コミュニケーションズ(大阪市北区)。
関西電力がデータを提供する「関西電力エリア電力使状況」に基づき、「情報コンテンツ」として放映する。使用量と最大供給量、使用率を表示。また1時間ごとの電力使用率の推移を棒グラフで表示する。データは5分ごとに更新。1ロール6分の間に15秒間表示する。
社会的にも節電の取り組みに注目が集まっていること、オンタイムで情報が伝えられるデジタルサイネージについて知ってもらえることから配信を決めたという。「歩きながら見るものなので、ぱっと見てわかる表示を心掛けた。最新の数字なので役立ててもらえたら」と同社コミュニティメディア本部開発部の田邉健治さん。今後も情報コンテンツの充実を図る予定だという。
配信期間は来年3月30日まで。大阪駅や三宮駅でも配信している。