三条木屋町の東宝公楽劇場跡に10月8日、「ロイヤルパークホテル ザ 京都」(京都市中京区三条通河原町東入ル中島町、TEL 075-241-1111)がオープンする。経営はロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(東京都千代田区)。
ロイヤルパークホテルズの新機軸ブランド「THE シリーズ」の第2弾となる同ホテル。敷地面積は約1210平方メートル、延べ床面積は7499平方メートル。地上9階・地下1階建て。黒を基調にしたモダンな外観には源氏香のデザインをあしらう。コンセプトは、「街」と「もてなし」。「地域に密着して、お客さまをおもてなしする」と担当者の萩野さん。
観光都市京都に対応するためにコンシェルジュサービスを充実させるほか、新進の芸術家作品197点をホテル内の随所に展示するなど「現代アートの発信の場」としても力を入れる。
客室数は172室で、ツインルームがメーン。主力はデラックスツイン(40室)で25.6平方メートル。インテリアは和のテイストを取り入れたモダンデザイン仕様で仕上げた。
料金は、シングル=1万7,325円(税・サ込)~、デラックスツイン=3万30円(同)~。上層階にはレディスフロア(8階)、プレミアプフロア(9階)も設ける。
朝食には地元京都の食材を生かした料理を提供。館内1階には京都の老舗ベーカリー「進々堂」と、創作竹工芸店「公長齋小菅」のショップを併設し、進々堂はホテル内のレストランにオリジナルパンを提供する。