アート、写真、建築などの古書を取り扱う書店「Books & Things」(京都市東山区古門前通大和大路東入元町、TEL 075-744-0555)が9月1日、古美術の街として知られる祇園にオープンした。
同店は、露地の奥に入った場所にある町家で、履物を脱いで上がるスタイル。京間の2畳間と4畳半に海外を中心とした国内外のアート、建築、デザイン、食、写真関連の本や雑誌を取りそろえる。
「門前通りのかいわいは古美術の街としても有名で、比較的大人の町の印象があった。扱っている書籍も手軽なものから高価なものまで取りそろえているので、ゆっくりと見ていただければ」と店主の中嶋さん。月ごとにレイアウトを変え、商品を差し替える予定。「品ぞろえには限りがあるが、本などを置いてある空間を楽しんでいただければ」
本のほか、オリジナルプリント、ポスター、アンティークの雑貨類も店頭に並べる。10月からは「酒とシガー」をテーマに、店内の一角に本やビンテージの小物を展示販売する。
営業時間は12時~19時。