京都の寺町仏光寺に8月21日、和食とアートをコンセプトにした居酒屋「花門」(かもん)(下京区寺町通り仏光寺下ル恵美須ノ町、TEL 075-202-4935)が8月21日にオープンした。
13年間懐石料理の修業を積んだ店主が壁面やインテリアにアートを飾った空間で本格的な創作和食を提供する同店。内装は、友人の建築デザイナーやアーティストと共に造り上げた。奥の壁一面に描かれた壁画は月に一度、上から重ね描いて更新するという。
「和の渋い空間でポップな遊び心も味わえる渋ポップを目指した」と中原さん。「空間全体をアートにしたかった」とも。店舗面積は約15坪で、座席はカウンター、テーブルを合わせて28席を用意する。カウンター、テーブル、椅子、ドア、メニューブックなどは1本の大木から作られている。
メニューはタイの薫製入りマッシュポテト(500円)、アサリのクリームコロッケ(650円)、サーモンマリネとホタテとおぼろ豆腐ととろろ昆布のサラダ(700円)のほか、山芋とエビのクリーム包み揚(850円)、サクラエビと白子のフリット(950円)などを用意し、薫製とエビ料理をメーンとする。ドリンクは生ビール(500円)から、日本酒や梅酒、ゆず酒、すだち酒などのかんきつ系の酒、焼酎、ワインまでをそろえる。
グランドオープンを記念して9月5日~8日、ランチ4品を500円(コーヒー付き)で、ディナーのドリンクを半額で、それぞれ提供する。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時45分(ラストオーダー)。