京都発の和柄ジーンズ「ミズラ」が直営1号店-今夏米でも展示会

ジーンズブランド「mizra(ミズラ)」の直営店がオープンした

ジーンズブランド「mizra(ミズラ)」の直営店がオープンした

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 和柄ジーンズで人気のジーンズブランド「mizra(ミズラ)」の企画・製造・販売を手がけるミズラインターナショナル(京都市下京区)は4月28日、初の直営店となる「mizra」(中京区富小路通三条下ル、TEL 075-212-7920)をオープンした。

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 同ブランドは2002年に誕生。「ジャパニーズロイヤルビンテージ」をコンセプトに「高貴でラグジュアリーなジーンズ」をイメージ、京都の伝統文化と加工技術で和と洋を融合させた独自のスタイルを確立している。ジーンズに使用している着物地は京友禅で、大正時代の柄を1枚1枚染め上げているほか、パッチには樹齢250年以上の銘木で織り上げられた「華織木(かおりぎ)」を使用するなど、細部へのこだわりが特徴。海外での人気も高く、今年7月にはニューヨークとロサンゼルスで展示会式のコレクションを行う。

 店舗面積は約17坪。立地は「富小路通は人通りも多く、御池通からも四条通からもアクセスしやすいためこの場所を選んだ」(同社デザイナー)という。直営店オープンは、「実際手に取ってみてほしかった」から。店内は「ウオークインクローゼット」をイメージ、「クローゼットの中から選んでもらうように見やすく、手に取りやすく作られている」(同社)。

 商品は着物地を使ったPAライン、生地に特殊な加工をしたCRライン、ベーシックな形のAPラインの3ラインを展開。メンズでは「爆発的に売れた」という剣道着を使用したジーンズ(39,900円)、麻を渋柿染めで染め上げたジーンズ(38,000円)、「饅頭菊柄(まんじゅうぎくがら)」の和柄ジーンズ(35,700円)など。レディスは「シンプルな形が人気」でスリムデニム(23,100円)、ブーツカットデニム(29,400円)など。

 購入客層は30代男性が中心で、オープン時には岡山から開店1時間半前に並んでいた利用客も。今後の展開についてデザイナーの岩岸さんは「麻やリネン素材を使ったジャケットを作る予定で、今後はフルラインまでやっていきたい。直営店は京都以外にもオープンさせたいが、今は京都と海外を中心に活動していく」と話している。

 営業時間は11時~20時。年中無休。

ミズラ

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