京都に本社を置く「わかさ生活」(京都市下京区烏丸長刀鉾町)は4月9日から、ハローワークを通じ震災により内定の取り消しを受けた新卒者を中心に募集を行っている。
これまで、東日本大震災の復興支援として義援金とボランティア活動支援として3億円、サプリメント10万袋分を寄付したきた同社。「復興には継続的な支援も必要」と雇用支援を決めた。
対象者は、高校卒業以上の18歳~25歳の新卒者で震災の影響で内定が取り消された人が中心。100人ほどを正社員で採用する予定。勤務地は京都市内で、住宅支援も行う。面接は京都を予定するが、行くことが困難な場合などは希望に応じて福島、宮城、岩手などでも実施するという。
「今回、京都で受け入れる体制は整えたが東北から京都は遠い場所。慣れない地での勤務は大変なことも多いと思う。それでも頑張れると思った人は連絡してもらえれば」と同社広報担当者。
求人に関する詳細は全国のハローワークで確認できる。