アンティークベル(京都市中京区姉小路御幸町東入ル、TEL 075-212-7668)2階で3月31日、平尾ケイゴさんの個展「ダンボールアートの世界展」が始まった。
平尾さんが手掛ける段ボールアート作品を集めた同展。モチーフは、懐かしの昭和のキャラクターから京野菜、北欧のデザインを模した作品まで大小さまざま。作品は、段ボールを骨組みにして、その上から細く切った画用紙を表面に貼り付け、さらにその上から新聞紙を貼り彩色する。ゴッホの作品」の椅子を再現した「ダンボールアルルの黄色い椅子」は、見た目も触覚も木と間違えるほどリアルに作り込んだ。
普段はホームページの制作を手掛けたり、専門学校の講師を務めたりしている平尾さん。段ボールの造形は3Dなどの理解のために立体の作品を作ったことから始まり、15年ほど続けているという。「趣味の延長線上」と話す平尾さん。今後は魚をテーマに動きのある作品を作っていきたいという。
開催時間は12時~19時。入場無料。今月5日まで。