京都市内で3月14日、東北地方太平洋沖地震災害に対する募金活動が行われた。
この日、四条烏丸の交差点で募金活動を行ったのは京都市立下京中学校(京都市下京区楊梅通新町東入蛭子町)のサッカー部・野球部・柔道部・女子バスケ部の部員の生徒と教員合わせ約50人。「生徒も今回のことを重く受け止めていて、じっとしてはいられなかったようだ」と森本教頭。四条烏丸のほか京都駅でも行った。「強制していないが、ほとんど全てのクラブが参加した」という。生徒は明日の卒業式の準備を終え、そのまま四条烏丸に来た。
四条烏丸の交差点の角に立ち、大きな声で「募金よろしくお願いいたします」と道行くビジネスマンらに呼びかけた。「初めは入れてもらえないのではと心配だった」とサッカー部のキャプテン。「被災地で困っている僕たちと同じ世代の人にも頑張って立ち直ってほしい」とも。次々と募金に協力する人が集まり、それに力を得てより力強く声を上げていた。
集まった募金は教育委員会を通じて被災地に届けられる。明日は校内での募金活動も予定するという。