今年3月にリニューアルした京都駅前に位置するロームの「京都テクノロジーセンター/京都ビジネスセンター」で現在、壁面を使ったイルミネーション「京の光暦(ひかりごよみ)」の試験点灯が行われている。
「京の光暦」は東京タワーの照明のデザインなどで知られる石井基子さんがデザイン。LEDライトでやわらかい色を使い「日本の文化」と「京都の伝統」をイメージしたという。季節に合わせ色を変え、伝統行事や祝祭日・週末などを演出する。試験点灯で街並みに合った明るさや色などを調整し、来年から本格的に開始する予定。
現在行われている試験点灯は日没前15分から22時まで。金曜~日曜の日没前15分から日没後30分(今の季節では16時45分ごろ~17時15分ごろ)にはカラー点灯も行われ、各月のバージョンを見ることができる。12月18日は、白と緑色を組み合わせた「8月京都行事点灯バージョン」のイルミネーションが点灯された。
12月24日・25日の日没前15分~日没後30分はクリスマスのバージョンも見られるという。同社広報担当者は「『京の光暦』が京都駅前の新しいシンボルとなり、美しい都市空間づくりに貢献できれば」と話す。
試験点灯は、今月25日まで。