オーダースーツとオーダーシャツの専門店「KYOTO BESPOKE(京都ビスポーク)」(京都市中京区東洞院三条下ル三文字町、TEL 075-253-0293)が10月10日、オープンした。
オーダースーツを中心に扱う同店。エルメネジルド・ゼニア、ダンヒル、スキャバル、カノニコなど海外メーカーの生地をそろえ、縫製ラインは「ベーシックビスポークライン」(3万9,900円~)、「マイスタービスポークライン」(6万9,900円~)の2つのグレードから選択する。レディススーツ(3万9,900円~)も扱う。
「オーダースーツは一度試してみたら、その楽しさを知ってもらえると思う」と話すのは店長の高橋平さん。「いろいろなニーズに一から応えていけるのがオーダーの魅力」とも。「要望に応じて派手な裏地だったり、そでのボタンを斜めに配置したり遊び心のあるものが作れる」。逆にオーダーに戸惑った場合は、「顧客とまず話をして、顧客のイメージする自分の印象を『プロデュース』することができる」という。
「オーダーサービスは10万出せば提供する店はたくさんある。うちの店はそれを既製品の価格でしている」。低価格での提供が可能なのは、高橋さんが以前、生地の商社に勤めていたため。「既製品を『これでいいや』と購入していたのが、『これがいいや』と少し頑張ってオーダースーツを選んでもらえるようになれれば」と話す。
同店ではスーツのほかに、オーダーシャツ(4,990円~)、ベルト(5,145円~)、タイ(3,990~)などの小物も扱う。
営業時間は11時~20時(日曜・祝日は10時~19時)。火曜定休。