京都・西院で8月7日・8日、「西院ミュージックフェスティバルvol.9」が開催される。
「音楽を通して、西院という街をより活性化していく」ことを目的に2002年から開催されている同フェス。今年で9回目を迎え、京都の夏の恒例イベントとして定着してきた。「回を重ねることで地域の方々の支援が多くなった」と同フェス実行委員会担当者。メーン会場である春日神社や地域の幼稚園などの協力を得て準備を行ってきた。
出演アーティストは117組。西院周辺のカフェやバーなど飲食店を中心に、幼稚園や銭湯など全17会場でライブを行う。春日神社の能舞台、路面電車「嵐電(らんでん)」の車両の中などで行われるライブは他では見られないユニークなもの。
同フェスでは、「まずパンフレットを入手してタイムスケジュールをチェックしたうえで、ライブ会場をいくつも回るのがポイント」と同担当者。阪急西院駅近くでは常時、同フェス・スタッフが会場案内をしており、空いている会場や満員で入れない会場などを気軽に聞くことができるという。
「地域の方々の支援の下、このフェスが好きなミュージシャンたちの力を借り、西院が好きで音楽が好きなスタッフたちが一生懸命作りあげている」と思いを語る同担当者。「普段は聴かないジャンルの音楽をぜひ聴いてみてほしい。きっと新たな発見があって世界が広がる」とも。
入場無料。8月7日には、春日神社で「浴衣で西フェス!盆踊り」と題して地元なごみ会主催の盆踊りを併催するほか、「喫茶FRONT」「春日神社」では飛び込みライブも行う。