国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)で6月5日、「科学・技術フェスタin京都」が開催される。
科学・技術の重要性や産学官連携の成果を一般にPRしようと企画された同イベント。内閣府などの8府省などが主催する。昨年までは大学・官公庁・産業界の科学・技術の専門家が中心に参加していたが、今回は一般にも間口を広げ5,000人の来場を見込む。特に高校生など若者の集客に力を入れているという。
当日は、基調講演に川端達夫内閣府特命担当大臣、特別講演に益川敏英京都産業大学教授、川島隆太東北大学加齢医学研究所教授らを迎える。ヒューストンから中継で山崎直子宇宙飛行士からのメッセージも。講演の様子はUstreamで中継・配信する。
そのほか、高校生などを対象にした特別イベントとして、京都にゆかりのあるノーベル賞受賞者らを迎えシンポジウムを開催。自身の高校時代の体験を通じて次代を担う若者に向けたメッセージを発信するほか、宇宙環境実験や超伝導実験、バイオ実験などの科学教室などを行う。
アネックスホールでは、世界初のサイボーグ型ロボット(筑波大学・サイバーダイン社)、ソーラーカーの実車展示(大阪産業大学)、「触れる地球」(日本科学未来館)などを実物展示する。
開催時間は9時30分~16時30分。参加申し込みはサイトで受け付けている。