「京都サイクリングツアープロジェクト(KCTP)」(京都市下京区油小路通塩小路下ル、TEL 075-354-3636)は3月25日から、春季限定でサイクリングツアー「隠れ桜名所探訪~まだ見ぬ名桜を求めて~」を行っている。
KCTPは日本初の自転車観光の推進を図るため、ガイド付きのサイクリングツアーを催行している。混載のない完全なプライベートツアーであることや、利用者の安全を第一に考えた走行マナーや安全対策などのライセンスを持つガイドが付くのがKTCPツアーの特徴。機能やパーツにこだわって作られたオリジナル自転車「銀輪V4」に乗って京都の街を楽しむことができる。
今回の「隠れ桜名所探訪~まだ見ぬ名桜を求めて~」は、観光客をターゲットとした春季限定ツアー。ショート半日コースとロング1日コースがあり、それぞれ金閣寺サイクルターミナルから出発し、平野神社や千本釈迦堂、京都御苑、鴨川、さらに「隠れた桜名所」などを訪れ、道々に咲く桜を楽しむ。「サイクリングツアーのポイントは、それらの道行く中で普段通ることのない裏路地や誰も知らない道を通り、ゆっくり観光が楽しめること」と同社ディレクターの森田英一さん。
参加費は、ショート半日コース=1人4,000円、ロング1日コース=1人7,800円(いずれも4人以上のグループの場合)。ツアーが終わった後も営業終了時間までは自転車を借りたまま観光もできる。特典として、利用客には「KCTP特製サイクリングマップ」も進呈する。
森田さんは「自転車は疲れるという方もいるが、京都は比較的ゆるやかな坂で自転車でも走りやすい。時速10キロの視点で京都の街を見てほしい。五感を使って京都に触れると、毎回新しい発見が必ずある」と話す。
利用希望者は事前の予約が必要(3日前までを推奨)。4月12日まで。