丸太町東大路のジャズ喫茶「jazz spot YAMATOYA」(京都市左京区丸太町通東大路東入ル、TEL 075-761-7685)が3月3日、開店40周年を迎える。通常の定休日は水曜だが、当日は40周年に合わせて営業する。
同店は1970(昭和45)年3月3日に開店。ジャズが好きだったという店主の熊代忠文さんは「昔はジャズ喫茶が多かったし、ジャズ喫茶をやりたかった」と振り返る。父親が質店の「大和屋」を営業していたことから、名前を残してジャズ喫茶を開いた。初めは客が入らなかったが、雑誌「平凡パンチ」の京都特集で紹介されて以来客が増えるようになったという。
当時のジャズ喫茶は客同士が話しのできない店が多かったが、東京に話しのできるジャズ喫茶が増えたことで、同店も話しのできる店(1階)と話しのできない店(2階)に分けて営業していた。その後1階と2階の店を統合し、現在1階は店舗、2階は貸しギャラリーとなっている。
40周年を迎える3日当日は、創業当時の価格でメニューを提供する。コーヒーやソフトドリンクなどは200円程度、ビールなどのアルコール類は300円程度となる。
熊代さんは「元気な限り、店を続けていきたい」と話す。
営業時間は12時~24時。