ゾンビグッズ専門の通販サイト「ゾンビショップ・ジョージ」が1月15日から販売を始めた「オリジナルゾンビストラップ」が人気を集めている。コンピューターゲームの企画・開発を行うアセンブレント(京都市下京区七条御所ノ内本町)が運営する。
同店はゾンビグッズ専門のセレクトショップとして2008年6月に開店。ゾンビ関係のDVD、フィギュア、Tシャツなど60種類の商品をそろえる。ポケモンの「ピカチュウ」のデザインで知られるにしだあつこさんがゾンビのキャラクターをデザインした「にしだあつこデザインTシャツ」(3,800円)や、ゾンビのぬいぐるみ「ちぎって!くん」(2,680円)、ゾンビ人形のリビングデッドドールズ(4,200円)などが人気を集めているという。客層は20代後半から30代の男性が中心。
もともとゾンビグッズのファンだった同店の安倍孝一店長は「ゾンビショップ・ジョージはゾンビファンに喜ばれている。ゾンビという共通の好みを共感してもらいたい」と話す。
ゾンビ関係のクリエーター支援にも力を入れ、新商品を販売する。その一環で、ゾンビ造形師「binzo」が制作した10種類の「オリジナルゾンビストラップ」(各525円)を販売した。立ちゾンビタイプの「KAZUO(カズオ)」「SARAH(サラ)」、食肉ゾンビタイプの「MICHAEL(マイケル)」、やられゾンビタイプの「MARQ(マーク)」などをそろえる。同商品の人気もあり、先月は同店過去最高の売り上げを記録した。
安倍さんは「今後はゾンビに興味がない人にも関心を持ってもらえるようなオリジナル商品を出していければ」と意気込む。