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映画「マザーウォーター」ロケ銭湯でトークイベント-銭湯の魅力語り合う

会場となる「日の出湯」外観

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 銭湯トークライブイベント「ふろいこか~」が10月17 日、「日の出湯」(京都市南区西九条唐橋町、TEL 075-691-1464)で行われる。

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 日の出湯は80年以上の歴史を持つ銭湯。今月30日から公開される京都を舞台にした映画「マザーウォーター」のロケ地にもなっている。

 当日は、イベントに先駆け11時30分から高知直送のカツオを銭湯前でわらで炙(あぶ)り、塩をふった「カツオの塩タタキ」を500円で提供(限定30食)。この間、脱衣所には関美穂子さんの型染め作品や、主催者の1人で漫画家のラッキー植松さんの「似顔絵百人一首」を展示する。

 13時からのイベント本編では、今年7月に営業を終了した京都のレトロ銭湯「白川温泉」2階に住んでいた染織家の関美穂子さんが、そこでの体験を語る。日の出湯の主人の村木さんが、その歴史や同作品のロケなどについてトークを展開。そのほか、「こんなときにはこの銭湯」と題しシチュエーション別で銭湯を紹介するという。併せて、日の出湯で実際に使われていた「のれん」のオークションも予定する。

 「京都には大学が多いこともあり銭湯文化が深く根付いている」と話すのは、主催者の1人、松本康治さん。「銭湯のいいところは、気分によって『スーパー銭湯にしよう、地元の銭湯かな』というように選択肢が多いこと。特に古くからある銭湯は主人の好みによって個性が出て面白い」と紹介する。「イベントには多くの人に参加してもらい、銭湯のよさを知ってもらえたら」と松本さん。

 参加費は980円。参加者には特別入浴券(1カ月有効)と「牛乳石鹸」を進呈する。定員は60人。

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