プレスリリース

リーディングドラマ『終わった人』開催について

リリース発行企業:西日本旅客鉄道株式会社

情報提供:

原作:内館牧子『終わった人』(講談社文庫) 台本・演出:笹部博司
出演:中井貴一 キムラ緑子



2023年、2024年と大きな共感と笑いと涙を呼び、全公演ソールドアウトを記録した中井貴一とキムラ緑子による二人舞台「終わった人」が2026年春、京都劇場に登場!
"定年"という人生の転機を軽やかに、ユーモアとペーソスを交えて描く内館牧子の代表作を原作に
した本作。
人生の後半戦をどう生きるかーを問いかける舞台を朗読劇としてお届けします。
【コメント】
■ 中井貴一 コメント
「終わった人」が、再再演と相成りました。
再演は初演より、再再演は再演より、パワーアップしてこそ成り立つものであると思っております。
守るべきところ、刷新する箇所を、もう一度練り直し、内館さんの名作を、敬愛する俳優 キムラ緑子さんと共に、より楽しい朗読劇にして参る所存です。
気軽に劇場へ足を運んで頂き、「終わった人」と言いながら『終わらない夫婦の歩み』を楽しんでいただけたらと思います。
劇場でお会いできることを、期待して・・・

■ キムラ緑子 コメント
再再演を迎えられることを、とても嬉しく思っています。
以前、貴一さんとは『先生の背中』でご一緒し、濃密な時間を共有させていただきました。
あの経験を経て臨む今回の上演では、貴一さんとの間に新たな関係性が生まれる予感がしています。
公演に向けて、原作と台本を改めて読み直しながら、自分の中にまた新しい芽がきっと芽生えるはず――。
そう思うと、この挑戦が本当に楽しみでなりません。
ぜひ劇場にお運びください。

■ 内館牧子 コメント(初演時より)
小説『終わった人』を書いた時、どれほど多くの読者から言われたかわかりません。
「あの主人公は、自分がモデルだろう」と。
モデルはいません。私が創り上げた主人公です。
それほど多くの方が自分に重ねたということは、定年後の男たちの心理や情況が、現役時代といかに違うかを物語っているのでしょう。
この悲哀とあがきを中井貴一さんが、そしてそんな夫と関係なく自分の人生を歩む妻をキムラ緑子さんが演じる。
原作者として、これほどワクワクすることはありません。
きっと全国の“終わった人”たちは観て、「やっぱりモデルは自分だ」と思うでしょう。
それこそが大成功というものです。

■笹部博司 コメント
快調に突っ走った田代壮介の人生は、50歳を前に急ブレーキ。
「定年って、生前葬だな」と嘆く日々――だが、そこに訪れたのは“恋”と“仕事”。
再び走り出した人生は、まるでジェットコースター。
中井貴一さんがその壮介を真っ向から演じ、
キムラ緑子さんが妻・愛人・娘・マダムを自在に演じ分けて翻弄する。
人生の哀しみも可笑しさも、二人の名優によって舞台上に立ち上がります。

【公演概要】







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