烏丸通りに10月14日、和風ダイニング「SAKE&FOOD HEBE(サケアンドフード ヘベ)」(京都市下京区烏丸通松原上ル、TEL 075-351-1521)がオープンした。
店舗面積は約32坪。カウンター8席、テーブル22席、個室12席(計42席)を用意する。店内はカフェのような雰囲気で、夜は照明を落としてしっとり落ち着いた空間を提供する。「HEBE(ヘベ)」の店名について、店長の深江順子さんは「『へべれけ』という意味とギリシャ神話に出てくるお酒の神様(女性)の名前『ヘベ』から名付けた」と話す。
利き酒師の資格を持つ深江さんは「女性にももっと日本酒を好きになってもらいたい」との思いで、さまざまな日本酒を取りそろえた。中でも深江さんの「おすすめ」は、日本酒が苦手な人でも飲みやすい発砲タイプの「美丈夫しゅわ」(1,300円)や、赤い色が特徴の「伊根満開」(小=400円、大=900円)など。
料理メニューは、これらの酒に合うよう手作りしたものを提供する。中でも「季節の魚の湯葉蒸しあんかけ」(700円)や「明石ダコのカルパッチョ」(500円)、「明石の天然ダイの刺身」(950円)など、魚を使ったメニューが「おすすめ」だという。またランチメニューでは、「お野菜のたき合わせ定食」「シーフードクリームコロッケ定食」(以上各850円)、「京都産もち豚の角煮」(1,200円)などが人気だという。
オープンして約1カ月。深江さんは「まだまだ納得のいく営業はできていないが、これから新メニューを考案したり工夫を重ねたりしてたくさんの女性の方に来ていただきたい。気さくなスタッフが多いので、気軽に来ていただければ」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時(ラストオーダー22時30分)。日曜定休。