イタリア・フィレンツェ発のボディーケア・ヘアケアブランド「Derbe(デルベ)」の祇園本店(京都市東山区下河原通清井町、TEL 075-708-8356)が9月17日、オープンした。医薬品製造を手がける日東薬品工業(京都市向日市)が経営する。同社は7年前からデルベの輸入を始め、これまで百貨店のリビングフロアで販売を行っていたが、今回初の直営店を設けた。
店舗面積は12平方メートルで、「フィレンツェを想起させる石や木材などのナチュラルな素材と、ドゥオモからヒントを得た天井の色が特徴」と同社広報担当の鈴木さん。
同店では、中世フィレンツェのハーブレシピを参考に開発されたボディーケア・ヘアケア製品を扱う。日本で力を入れているという商品は、「せっけん」(735円)、「ハンドクリーム」(2,205円)、「香水」(3,150円)などのボディーケア製品。
「保湿感に優れた商品がそろっており、特にハンドクリームは人気。ポピーとイチジク、ローズとブラックベリーなど珍しい香りをはじめ、全11種類の香りを取りそろえている。一番人気はローズとブラックベリー」と鈴木さん。そのほか、同店限定・信三郎帆布との「ダブルネームポーチセット」(6,300円)や「トートセット」(8,400円)も販売している。
「姉妹都市である京都とフィレンツェは、両者とも歴史的な街並みが残る都市。その京都からこのブランドを発信できることに喜びを感じる。京都の方、また京都に観光で来られる方により多くの商品を紹介していきたい。既存の百貨店の売り場などとも連携して京都から全国へアピールできれば」と意気込む。
営業時間は11時~19時。