タキイ種苗(京都市下京区梅小路通猪熊東入)本社4階の社屋壁に、京都在住の絵描き師である木村英輝さんが描いた壁画が話題を集めている。
ダイナミックでパワフルな作風が特長の木村さん。業界最大手である同社が2010年に創業175周年を迎えることから、その記念として木村さんに創作を依頼。今年6月に17日間かけて作品を描いた。
「社員が元気になるものを」という同社瀧井社長の依頼と、同社が種苗会社であることから木村さんは「Lively Earth」と題して壁画を創作。175周年を記念し、175個の動物や植物を描いている。「社員一丸となって、一つのものを作り上げる喜びを楽しんでもらいたい」という木村さんのアイデアから、社長をはじめ社員が描いた個所も。
木村さんの活動のプロデュースを手がけるエレファントの山崎さんは「とても広いスペースをいただいた中で、瀧井社長の計らいもあって自由に創作させていただいた。木村さんの代表作の一つと言えるのでは」と話す。