東京・代官山で「代官山 李南河」を運営する李家(本社=東京都渋谷区)は7 月13 日、京都・先斗町に2 号店となる「韓国酒肴(アンジュ) 先斗町 李南河」(京都市中京区東木屋町、TEL 075-255-1288)をオープンした。
店舗面積は25坪、席数はカウンター8 席、テーブル20 席。建物は数十年前まで実際にお茶屋として使われていた。古き良き日本伝統のたたずまいに韓国の伝統を「さりげなく」(同店担当者)ミックスさせ、「懐かしく、温かい」コンセプトで空間を構成した。
「酒肴(アンジュ)とは、韓国語で「おつまみ、酒の肴」を意味する。本格的韓国家庭料理店である代官山の本店に比べ、「気軽に韓国料理を楽しんでいただけるようアレンジした」(同)。同店では、キムチやいため物をはじめ、新鮮な肉や魚介の刺身など、酒肴メニューのほか、本店にはない新しいメニューとしてホルモン串焼きも提供。甘辛の特製みそと、韓国全州唐辛子を使用した薬味しょうゆ焼きの2 種類を用意する。そのほか、黒毛和牛の炭火焼きや、旬の素材を使ったチヂミ、鍋や麺、その日の食材を踏まえ利用客の好みを聞いたうえで作るコースメニュー「季節の韓定食」(4,200 円)など、食事メニューも充実させる。
「飾り気のないシンプルな韓国料理だが、肉に関しては一頭買いし、野菜も産地直送の野菜のみを使うなど、オーナー自らが現地を回って厳選した旬の素材を使っている。豊富なドリンクメニューとともに、ゆっくりと店内での時間を楽しんでいただければ」(同)とも。
営業時間は17 時~23 時(ラストオーダー)。