祇園のギャラリーで切り絵展-黒を基調に1枚の紙を切り抜く和作品

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 「ギャラリー祇園小舎(ぎおんしょうじゃ)」(京都市東山区祇園町北側、TEL 075-551-3828)で7月7日から、嵯峨紙舟さんの「和と美の世界 きりえ展」が開催されている。

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 作家の嵯峨敏さんは、和歌山生まれで、建築事務所勤務の経歴を持つ。切り絵との「衝撃的な出会い」に感銘し、独学で制作を始めたという。

 作品は、切り離しや貼り付けをせず、黒を基調に1枚の紙を切り抜く。裏紙の色調を変えることにより、作品のイメージを最大限に生かす方法を「嵯峨流」とし、浮世絵などをモチーフに表現している。

 同展では和物約20点を展示する。「祇園という場所なので、外国人の観光客にも楽しんでいただける」と嵯峨さん。

 開催時間は10時30分~18時。今月12日まで。10月にはハワイで個展の開催も予定する。

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