根付専門美術館「京都 清宗根付館」(京都市中京区壬生賀陽御所町、TEL 075-802-7000)で7月1日、夏の一般公開が始まった。
同館は2007年秋に、日本初の根付専門美術館としてオープン。所蔵する根付は、江戸時代からの「古典根付」と昭和20年以降の「現代根付」あわせて約2,000点に上り、春・夏・秋・冬と年4回行っている一般公開では、所蔵品のなかから現代根付を中心に約800点を展示している。
8回目を迎える今回は企画展として、ジュエリーデザイナーとしても活躍し、多彩な発想で多くの作品を創作している現代根付作家・黒岩明さんの根付作品「雨やどり」(高さ=5センチ、幅=5センチ、奥行き=3.5センチ)や「お子女のおもいは一緒」(高さ=2.2センチ、幅=3.4センチ、奥行き=2.9センチ)など約30点を特集展示する。
開館時間は10時~17時(最終入館は16時30分まで)。入館料は、一般=1,200円、中学・高校生=600円。夏の一般公開は今月31日まで。