京都商工会議所「KYOTO PREMIUM」プロジェクトは2月17日から、京都デザインハウス(京都市中京区三条高倉角、TEL 075-221-0200)で「KYOTO PREMIUM」を開催している。
「KYOTO PREMIUM」では、2005年から京都商工会議所や業界団体、行政機関などが一体となり、京都の伝統産業のライフスタイル分野におけるブランド価値向上や市場開拓のため、商品開発やブランドプロモーションを展開している。
今回のシーズンコレクションテーマは「Refined Modern Style~本物を手に入れる事で、心の贅沢(ぜいたく)な時間を味わう~」。参画事業者は、アンドウ、岡重、金網つじ、公長齋小菅、小丸屋住井、絞裏庵、清課堂、細尾、丸進、山田繊維の10社で、約62点のアイテムを開発した。同展では、京都の伝統的な技術や素材、デザインを生かしたアイテムを展示する。
1月23日~27日にフランス・パリで行われたライフスタイル国際見本市「メゾン・エ・オブジェ2009」は、昨年の2倍のスペースでの展示となり、各国バイヤーから商品に対する質問を受けるなど今まで以上の来場者があったという。参画した事業者からは「顧客がどのようなことを考え、どのようなニーズがあるのか勉強になった」という声が多く挙げられた。
「開発にはプロデューサーと何度も議論をし、試行錯誤だった。大変なエネルギーを使ったが手ごたえがありよかった」と話す事業者も。同事務局は「海外だけでなく国内の百貨店などからの問い合わせが多くなってきた。さらに商品開発を進め、認知していければ」と期待を寄せる。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月22日まで。