烏丸蛸薬師に豚料理専門店-化粧品メーカーが自社ビル内に出店

豚料理専門店「アン豚」のマスコットANTON

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 化粧品や健康食品素材の開発・製造・販売を手がけるサイシス(京都市中京区蛸薬師通烏丸東入ル)は10月15日、自社ビル2階に豚料理専門店「アン豚」(同、TEL 075-334-6003)をオープンする。

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 店舗面積は約15坪で、席数は40席。店内はビールケースを積み上げた木のテーブルに丸いすという、昭和のレトロな雰囲気を漂わせている。「アン豚」の名前はプロレス好きの同社社長、嵯維功樹さんが考案した。力道山やアントニオ猪木ら、当時の人気レスラーのポスターも昭和の雰囲気に一役買っている。

 メニューは、三段バラ肉を野菜で巻いて食べる「アン豚焼(サムギョプサル風)」(1,490円)、一つの鍋で2種類のスープ(ほうじ茶&とんこつ)を同時に味わえる「アン豚しゃぶしゃぶ」(1,490円)のほか、「ホルモン煮込み」(390円)、「豚のひつまぶし」(790円)など『アラカルトン』(=アルカルト)が約60種類、デザートもコラーゲンたっぷりのプリンやゼリー(各390円)など、全て豚料理というこだわりを見せる。

 コース料理はボリュームに合わせてレスリング風に、「ミドル級コース」(6品=3,000円)、「ヘビー級コース」(8品=4,000円)、「無差別級コース」(8品=5,000円)と名付けた。

 ドリンクは、生ビール(490円)、チューハイ各種(390円)、焼酎各種(490円)の他、日本酒、梅酒、泡盛、マッコリ、グラスワイン、ソフトドリンクなどをそろえる。チューハイの元祖と呼ばれる「ホイス」も用意する。飲み放題は120分で1,800円。客単価は約3,000円を見込む。

 同社は今年6月、同ビル1階にスペインバル「AMIGO(アミーゴ)」を出したばかり。豚にこだわる理由について嵯峨さんは「牛や鳥に比べて安心だし、コラーゲンは美肌効果が高い。古来、豚食は長寿食と聞く」と話す。本業で化粧品や健康食品を扱っていることもあり「美と健康と長寿に貢献したい」とも。

 営業時間は16時~23時(ラストオーダー)。

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