京都国立博物館で蒔絵展-海外所蔵含む280点を展示

楼閣山水蒔絵コモド
ヴィクトリア&アルバート美術館蔵
©V&A Images/ Victoria and Albert Museum, London

楼閣山水蒔絵コモド ヴィクトリア&アルバート美術館蔵 ©V&A Images/ Victoria and Albert Museum, London

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 京都国立博物館(京都市東山区茶屋町、TEL 075-525-2473)で10月18日から、特別展覧会「japan蒔絵(まきえ)-宮殿を飾る 東洋の燦(きら)めき」が開催される。

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 蒔絵は漆と金粉を使って文様を表す技法で、日本で独自に発展した芸術。フランス王妃マリー・アントワネットや、ドイツのアウグスト強王らヨーロッパの王侯貴族を魅了し、宮殿を飾ったという。

 同展では、日本国内で所蔵される国宝や重要文化財をはじめ、フランスのヴェルサイユ宮殿美術館が所蔵するアントワネットのコレクションやイギリスのヴィクトリア&アルバート美術館、ドイツのピルニッツ宮殿、スウェーデン王室などに残された貴重なコレクション約280点を展示する。

 9月20日にはプレイベントコンサート「音蒔会(おとまきえ)~蒔絵に聴く 輝きの系譜~」を開催する。出演は東野珠実さん(笙/う(竹冠に于)/和琴)、稲葉明徳さん(ひちりき/竹笛/楽琵琶)、IKUKOさん(ボーカル/クリスタル・ボウル)。

 入場料は、一般=1,400円(前売り=1,200円)、高大生=900円(前売り=700円)、小中生=400円(前売り=300円)。

 開館時間は9時30分~18時。月曜休館。12月7日まで。東京展はサントリー美術館(東京都港区)で12月23日から開催される。

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