文椿ビルヂング(京都市中京区三条通烏丸西入ル)1階のプロダクト・ギャラリー「THE WELBECK GALLERY」(TEL 075-241-9741)で8月16日から、レザープロダクト「Vassel(ヴァッセル)」の展示「Vassel Exhibition DISPLAY2」が始まる。
Vasselのレザー製品は、カトラリーや鍋などキッチンにある生活用品をモチーフにしたアクセサリーやバッグを、職人が1点1点手作業で作り上げている。
同ギャラリー代表・下枝浩之さんは「プロダクトデザインの中でも時代や流行を超えた名作の多いキッチン用品は、食事をする度に目にするので、ごく自然に時間をかけて持ち主の生活に溶け込むことになるのが特徴。Vasselのプロダクトは、出会ったばかりの時のインパクトが色あせやすいアクセサリーやバッグでありながら、次第に自分の日常に溶け込むという不思議な魅力にあふれている。それはキッチン用品が次第に生活になじんでいくことに似ている」と話す。
同展では、同ギャラリーの空間を生かしながらVasselの原点であるキッチン風のディスプレーで全11種類・29点の製品を展示する。「夕食用フォーク型腕輪」(3色、各7,000円)、「カップ型小銭入れ」(2色、各7,000円)、「紙袋型鞄」(2色、各19,950円)、「小鍋型鞄」(3色、各19,950円)などを展示販売する。
「キッチンにあるようなものなのに、それを身につける瞬間の楽しみが一気にわき出てくる楽しい展示」になるという下枝さん。全ての製品が耐荷重テストなどを経ていることから、「永く愛用できるものばかり」(同)とも。
営業時間は12時~20時。木曜定休。今月18日まで。