大丸京都店(下京区四条通高倉西入、TEL 075-211-8111)で1月10日より、毎年恒例の「現代京都書作家展」が開催されている。会場は6階「大丸ミュージアムKYOTO」で、今回で42回目。
会場では、日展を鍛錬の場とし、京都書壇で活躍する約130名の書作家の作品141点を展示。作品には、「漢字」「かな」「調和体」「篆刻」が並ぶ。すべて新作。
また、同展の参加書作家による列品解説も毎日2回行われている。解説を行う書作家は日替わりで交代し、解説時には多い時で100人が耳を傾けるという。
11日の解説を担当した西田玉條さんは「文字には、書く人の『感性』が表れ、作品を見れば作者の姿がわかる」と、作品の解説に加え書家も紹介していた。自身は、漢字の作品「麟鳳遊」を出品。新春らしく、めでたい言葉を選んだという。
入場料は、一般500円。開場は10時~19時30分。1月16日まで。