京都に国内初の「ハバネロ」専門店-栽培セットやフィナンシェも

ハバネロ専門店「京都ハバネロの里」。店内では試食、試飲もできる。

ハバネロ専門店「京都ハバネロの里」。店内では試食、試飲もできる。

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 篠ファーム(亀岡市)は5月12日、国内初となるハバネロ専門店「京都ハバネロの里」(京都市中京区寺町姉小路西入、TEL 075-221-0855)をオープンした。店舗面積は約10坪。

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 同社は国内で唯一ハバネロを栽培から手がけている会社。ハバネロの認知度向上を目指し、街中に専門店をオープンした。同店のキャラクターも京都をイメージし、舞妓(まいこ)の格好をしている。名前は篠ファームの篠を使って「おしのちゃん」。商品に使っているハバネロはすべて、世界で一番辛いとされる「レッドサビナ」。

 店内では、すべての商品を試飲・試食できる。商品とは別にハバネロの香りと味の違いを比べてもらうため卵スープを用意。最初は普通のスープとして飲み、次にハバネロ入りラー油を1滴たらして飲む。実際に試飲した人は「1滴なのに味も香りもさっきとは全然違う。かなり辛いけどおいしい」と話していた。

 商品は「ハバネロ醤油」(700円)、「おしのちゃん蒟蒻(こんにゃく)」(280円)、「おしのちゃん小豆餡」(900円)、「ハバネロの栽培セット」(798円)など全部で13種類。同店の一番人気は「ハバネロうま辛ラー油」(700円)だという。新商品として「おしのちゃんフィナンシェ」(4個入=1,050円)や「おしのちゃんあられ」(2種類=各525円)も販売。フィナンシェはフランスでミシュランを獲得した店のシェフがレシピを考案。小麦粉の代わりにアーモンドパウダーを使うことによって、しっとりと仕上げたのが特徴。辛さは調整中で、今後もう少し辛くしていく予定だという。

 同店店長の高田さんは「商品は味噌、しょうゆから始まり、和菓子、洋菓子と何にでも合うので新商品の可能性が広がっていく。辛さが後からくるため、素材の味が生きる。そのため商品に使う素材にも気を使い、商品も一流の方に作ってもらっているのでどれもおいしいはず」と話す。材料はすべて国産のものを使用。ハバネロはフルーツ系の甘い香りがするので、製造過程の最後にハバネロを入れることによって香りがなくならないように気を使う。今後はハバネロのアイスも販売する予定だという。

 営業時間は10時~19時。木曜定休。

伏見の酒造が激辛3倍「ハバネロ酒」-京都大丸などで販売(烏丸経済新聞)京都ハバネロの里本舗

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