リコルディアンドスフェラ(京都市東山区繩手通新橋上ル、TEL 075-532-1139)は4月19日~22日、「京菓子と器」展をスフェラビル1階の雑貨店「スフェラショップ」で開催する。
同展は、東京ミッドタウン店が1年、京都店が5年を迎えることから企画した。同店は器と、その器に盛られる中身の関係に改めて注目。同展では、特定の和菓子を飾るための器を製作。「斬新な切り口から眺めた器の存在が、改めて器のあり方を浮かび上がらせると同時に、『食』と『モノ』に携わるそれぞれの職人の技の競演をより興味深いものへと高めている」(同店)という。
和菓子は、事前予約のみで販売する老舗「嘯月」(しょうげつ)(京都市北区)のもの。嘯月はスフェラビル立ち上げ当初から同ビル内にある和食店「せせらぎ すへら」に和菓子を提供してきた。
店内では、「ガラス」「鍛金製品」「京焼」「木工」「竹細工」で製作した8作品を展示し、同時に販売も行う。主な作品は、お盆や菓子ナイフ、菓子鉢など(1,000円~40,000円)、春商材として羽釜、鍋など。期間中、同展のために作られた器でお菓子を提供する体験メニュー「体験京菓子セット」(1,100円)も用意する。
同広報担当者は「『食』『モノ』ともに深く携わるスフェラが、両者の関係性を斬新な視点でとらえ、オリジナル和食器などで協業する作り手たちと新作の器を作った。春の新しい提案をぜひご覧ください」と話す。
営業時間は11時~20時(体験メニューは14時~17時)。水曜定休。