生地整理仕上げ加工業を営む高橋練染(右京区)は2月26日より、JTB西日本が運営する「京都おこしやす.com」内で、同社オリジナルブランド「seisuke88」(京都本店=京都市中京区三条通河原町東入ル、TEL 075-211-7388)商品の販売を始めた。
同ブランドは、約200年前の図案集や裂地(きれじ)に描かれていた柄を最先端のテキスタイル加工技術で蘇らせ、「京都の文化を後世に伝えていきたい」という思いで現代風にアレンジした商品を展開している。購入者は20代~30代の女性が中心で、40代男性や海外からの購入者もあるという。
今回販売する商品は、桜の柄と同ブランドのロゴマークである龍の柄の2種類を使用。トートバッグ(14,700円)や2WAYショルダーバッグ(7,980円)、エディターズバッグ(12.600円)、トラベルポーチ(3,750円)など4タイプ8アイテム。桜の柄はJTB西日本の女性社員が同ブランド所蔵のデザインの中から選んだもので、明治中期~後期の柄になるという。
両社のコラボ企画はJTBが掲げる「交流文化産業」の取り組みの一環で、京都ならではの情報や文化を発信し、地域への貢献が狙い。商品は、「seisuke88」京都本店でも販売する。