写真家で映画監督の蜷川実花さんとコラボしたアフターヌーンティーを現在、「フォションホテル」(京都市下京区難波町、TEL 075-751-7711)提供している。
同ホテルはパリが本店で京都に2021年にオープン。パリ本店と同じメニューを提供する。
今回のアフターヌーンティーは同ホテル10階のティーサロンで昼の部・夜の部を設定して提供。「プリズム」をテーマに、蜷川さんが撮影した花や植物の写真を印刷したスタンドに蜷川さんの作品をイメージして作ったスイーツやセイボリーを並べる。唇の形をしたケーキ「桃とローズのビズビズ」は蜷川さんの作品の色味などを考えて調整したほか、クリームチーズとローストビーフのサンドイッチは蜷川さんの要望でピリッと辛さのある味に仕上げたという。
紅茶は、同ホテルのグランティーマスターの吉川和孝さんが「ハピネス」という種類の茶葉を20時間と40時間かけて抽出し、ブレンドしたアイスティーを提供する。蜷川さんのキラキラしたイメージに近づくよう工夫したという。
コラボのきっかけは、同ホテルに宿泊した際に自身の作品との親和性の高さを感じた蜷川さんが「何か一緒にできないか」とホテル側に打診したこと。蜷川さんが紅茶好きだったことからアフターヌーンティーに決まったという。
料理長の林啓一郎さんは「蜷川さんのファンにも当ホテルの料理を楽しんでもらうきっかけになれば」と話す。
昼の部は2時間制。提供開始時間は11時と14時。夜の部の提供時間は17時~22時。いずれも料金は8,500円。要予約。8月31日まで。
※吉川さんの吉は土に口