日本酒ナンバーワンを決めるイベント「第7回 松尾大社 酒-1グランプリ」が2024年4月14日、松尾大社（京都市西京区嵐山宮町）で行われる。

　「醸造と酒の神様」として、全国の酒造業者や、しょうゆ、みそ、酢などの製造・販売業者の信仰を集める松尾大社。同イベントは、一般参加者が酒を試飲し、最も好みだった銘柄に一票を投じグランプリを決める祭り。日本酒ファンの拡大を目的に、同神社のオフィシャルイベントとして過去、毎年、開催していたが、コロナ禍で2020年に開催予定だった大会以降、中止になっていた。

　5年ぶりの復活開催となる今回は日本全国、北は北海道から南は大分県、そして初めて海外からハワイの酒蔵も参加するなど、約45の酒蔵が集結する。京都からは、グランプリを獲得した「五紋神蔵」松井酒造（左京区吉田河原町1）と、「英勲」齊藤酒造（伏見区）を含む計7蔵が参加。

　同グランプリ実行委員長の葉石かおりさんは「5年ぶりとなる開催は、スタッフにとっても悲願だった。やっと実現する今回のグランプリでは、参加する皆さんに松尾大社の神様の御加護があることを願っている。酒-1グランプリのチケットは1月上旬に発売開始予定。詳細はホームページで発表するので、ぜひご覧いただけたら」と呼びかける。

　開催時間は、1部＝11時30分～13時30分、2部＝14時30分～16時30分。雨天決行。入場料は4,800円。チケットは「酒-1グランプリ」ホームページで扱う。