烏丸経済新聞の2023年上半期PV（ページビュー）ランキング1位は、牛乳石鹸が祇園で開催したコンセプトイベントの記事だった。

　ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 京都で「牛乳石鹸」コンセプトイベント　銭湯コラボ企画も（3/9）

2. 京都市でプラスチックごみの分別収集始まる　容器・包装と区別なしに（4/11）

3. 上御霊神社でイチハツの花が満開　ボランティアが手入れ、苗の進呈も（4/20）

4. 京都・仁和寺がクラウドファンディング　コロナ禍で庭園維持が困難に（1/17）

5. 烏丸松原にホテル「ASAI京都四条」　「地元の人と共に生きる」テーマに（6/6）

6. 「京都タワーサンド」刷新　新規7店舗、最果タヒさん書下ろし作品も（4/21）

7. 二条城で「黒書院」の特別入室　松竹梅の障壁画の原画も（1/2）

8. 京都で節分の「お絵かき会」　思いのままに色や画材楽しむ（2/21）

9. 京都国際マンガミュージアムが来館者300万人達成　2割以上海外から（5/12）

10. 京都デニムの社会人向けインターン　渉成園で展示会開催へ（4/11）

　牛乳石鹸のコンセプトイベントは、3年半ぶりの開催。前回の開催で若い層への認知が高まったことや、ロフトやハンズに販売網を拡大したことから限定アイテムや「よーじや」コラボなどを販売した。

　プラスチックごみの分別回収は「容器・包装」以外のプラスチック製品を「燃えるゴミ」から資源ゴミとして出せるようになった。

　仁和寺のクラウドファンディングはコロナ禍の影響によるもの。支援金は目標の200万円を超える額が集まった。

　烏丸松原に開業したタイ資本の新しいホテルを運営するデュシット社は、今年9月にも京都市内で富裕層向けホテルの開業を予定している。

　来場者300万人を達成した国際マンガミュージアムによると、ピーク時は3割だった海外からの旅行者は現在約2割になっているという。

　コロナ禍で個人も企業も活動に大きく制限を受けた。烏丸経済新聞はその中でコロナ前とは違ったアプローチや切り口で準備を進めてきた事業や企画に注目していきたい。