上御霊神社(御霊神社・京都市上京区上御霊竪町)で2月3日、節分祭が行われた。
この日はまず古神札焼納神事と「御霊太鼓」の奉納演奏が行われた。鬼の面をつけた奏者らが代わる代わる和太鼓を叩いたり、御霊太鼓オリジナルの曲を披露し、力強い音が境内に響き渡った。
豆まきでは人が集まるため、マスクを着用を呼びかけた。舞殿で太鼓のリズムに合わせて「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて神職らが福豆をまいた。金棒を持った赤鬼や青鬼も登場し、豆をぶつけて退治。集まった参拝者は福をつかもうと、盛んに手を伸ばした。福豆をたくさん集めた子どもたちが「見て見て」と喜ぶ姿も。
毎年参加している男性は「今年はコロナ禍前の様子にかなり戻ってなんだかほっとした」と話していた。