平安神宮(京都市東山区)で11月18日、「NAKEDヨルモウデ2022平安神宮」が始まった。
アップデートした夜の参拝イベントとして2年目となる同イベント。京都市と宇治市、大津市で展開する「NAKED GARDEN ONE KYOTO」の一環。境内や庭園のプロジェクションマッピングやライトアップだけでなく、メタバース企画を展開する。
メタバースでは、自分の顔を写真に撮ってアバターを作成し、京都出身のキモノデザイナーJOTARO SAITOさんがデザインしたキモノや帯、ハットやマスク小物など、それぞれ10種類のうちから選んで、平安神宮の大極殿(だいごくでん)の前に設けたランウェーで「ファッションショー」に参加できるほか、気に入ったアバターに「いいね」できる。
17日に行われた内覧会では、総合演出を担当した村松亮太郎さんがメタバース世界空間から、「来年はさらに自分でデザインしたり購入したりできるように発展させたい」と意気込んだ。
平安神宮同の鷲尾隆久宮司は「昼は紅葉の名所を、夜は平安神宮のライトアップを楽しんでもらえると思う。世界に向けて平和の祈りを届けていきたい」と来場を呼びかける。
開催時間は17時30分~21時30分(最終入場は20時50分)。月曜~木曜の前売りチケットは小学生=1,000円、中学生以上=1,400円、金曜・土曜・日曜・祝日の前売りチケットは小学生=1,400円、中学生以上=1,800円。当日券は各400円増し。12月25日まで。