京都府などが主催する「京都新世代いけばな展 花、見にこっ♪」が11月4日から元立誠小学校跡地にできた「立誠ガーデン ヒューリック京都」(京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町)で始まった。
華道の家元も多い京都で、若手華道家の育成や華道振興を目的とした同イベント。京都府内の29流派、48作品を屋外とホールに展示する。
屋外の展示は紫やピンクのコスモスや赤や黄色のケイトウ、オモチャカボチャなどを使った色鮮やかで明るい作品が並んだ。ホールの展示は、暗い中にスポットライトに作品が照らされて浮かび上がるように見せる。透明なゴミ袋に花材が入った挑戦的な作品も。
会場では華道家が一輪挿しやマグカップなどの小さな器を花器にして花を楽しむ一角も設けた。参加者は枝の高さや向きなど思い思いの形にいけると、華道家からアドバイスを受けていた。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。6日まで。