日本マクドナルド(東京都新宿区)が7月1日、京都出店50周年を記念し、府内全店でコーヒー無料券を配布する。
京都で最初の店舗は1972(昭和47)年、百貨店「藤井大丸」の1階に関西1号店としてオープン。開店2日で当時のマクドナルドの売り上げ世界記録を作るなど盛況を博したという。現在、同社は京都府内で79店舗を展開している。
50周年を記念して、7月1日、日に府内全店で1人1会計につき「プレミアムローストコーヒーSサイズ」の無料券を1枚配布する。チケットで、同社が提供するコーヒーが、は全てレインフォレスト・アライアンス認証を受けた農園が栽培するコーヒー豆を使っていることなどを紹介する。同認証は、同社が森林や生態系を守り、労働者に適切な労働条件を提供していることを示すという。
同日から約1週間、府内の店舗などから集めた写真を利用したモザイクアートで作り、渡月橋を背景にあしらったトレーマットを府内全店で使用する。
同社広報担当者は「京都府府内のマクドナルド店舗は全国に先駆けて、電動バイクのバッテリーシェアリングや、プラスチックのレジ袋を禁止する条例のある亀岡市での取り組みなどを行ってきた。50周年を期に、店舗周辺の美化活動や地域貢献活動、やSDGs関連活動に積極的に取り組んでいきたい」と話す。