京都国際マンガ・アニメフェア2020(以下「京まふ」)がみやこめっせ(左京区)などの会場を中心に9月19日、始まった。主催は同実行委員会と京都市。
今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、飲食ブースやコスプレエリア、オープンステージを中止したほか、一部のコンテンツはオンラインや日程を変えて実施した。入場ゲートには消毒液と検温スタッフを配置するほか、京都市のコロナ追跡サービスの登録を呼び掛ける。
この日、「京まふ」マスクを着用して登場した門川大作京都市長は伝統工芸体験ブースで、馬場染工が展開する京捺染手刷り家紋体験を視察。誕生日の「花個紋」や、牛若丸などのキャラクターの入ったマスクを買い求めていた。
馬場染工の黒染師の馬場麻紀さんは「コロナのせいでうまくいかない、と言うよりも少しでも楽しんでもらえるようなことができないかとマスクの型染めを用意した。体験された方には自分だけのマスクができたと喜んでいただいてうれしい」と話していた。
開催時間は9時~17時(20日は16時まで、入場は終了の30分前まで)みやこめっせのチケットは、10~15時入場券=1,600円、15時以降入場券=1,400円。