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京都BALにシアトル発チョコレート店「フランズ」 日本茶との組み合わせ提案も

店内で日本茶とチョコレートを楽しめる

店内で日本茶とチョコレートを楽しめる

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 米国シアトルのチョコレート店「FRAN'S(フランズ)」が12月6日、京都BAL(京都市中京区山崎町)にオープンする。運営は同施設を経営する中澤ホールディングス。

お琴やお点前のパフォーマンスが行われた

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 同社がフランズの日本の独占販売権を取得し、京都と神戸にあるBALのテナントとして同時に出店する。フランズは1982年創業の、オーガニックな原材料を使ったチョコレート専門店。創業者のフラン・ゲビローさんは、米国のベストショコラティエにも選ばれている。

 京都店は米シアトルのジョージタウンにあるビール工場を改装した店舗をイメージした内装に仕上げた。店舗面積は27.2坪で、約10席の日本茶とチョコレートのマリアージュを体験できる席を設ける。

 マリアージュのメニューは抹茶、ほうじ茶、玄米茶、それぞれに合わせたチョコレート2種類を用意する。価格は各1,320円。商品はソルトキャラメル(385円)やガナッシュの入ったトリュフ(440円)など約20種類で、1個から販売する。バレンタインに向け、オーガニックな宇治茶に合わせた日本限定の商品の開発も行っているという。

 実際にシアトルの店に足を運んだ川嶋美佐子店長は「キャラメルを混ぜたり、チョコレートを絞ったりする工程もほとんどが人の手で一つ一つ作られていて、創業者のフランさんの思いにも触れてきた。そうしたお話も皆さんにお伝えできたら」と意気込む。

 中澤ホールディングスの店舗開発部マネジャーの山本健太さんは「京都には多くのチョコレート店があるが、オーガニックで、かつ上質な味わいで、これまでの店とも差別化できるのでは」と期待を込める。

 営業時間は11時~20時。

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