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京都で「出張編集部」 プロ漫画家への道、二十歳の挑戦

少年サンデーの編集担当者からアドバイスを受ける日高葵晴さん

少年サンデーの編集担当者からアドバイスを受ける日高葵晴さん

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 みやこめっせ(左京区)で行われた「京都国際アニメフェア」(愛称「京まふ」)で9月21日、漫画の編集者が漫画家を志望する人の原稿を見る「マンガ出張編集部」が行われた。

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 京まふ開始当初から続くクリエーターを育てる同取り組み。この日は漫画雑誌やウェブ漫画など40媒体が集まった。志望者は希望する編集部のブースに行き、編集者からアドバイスを受けられる仕組み。

 広島出身で現在、大学で漫画を学んでいる日高葵晴(あおは)さん(20)は、自身もサークル活動で参加している「よさこい」を題材にした作品を持参。少年サンデーや週刊少年マガジンの編集者に原稿を見せた。

 少年サンデー編集担当の森脇健人さんは「起承転結など基礎ができていて読みづらさはなかった。一方、整ってはいるが話の大枠が予想できて、読者を裏切る展開がなかった。主人公の女の子が共感を得られるキャラクターになるといい」などとアドバイスをした。

 日高さんは「気になっていた部分の指摘や、自分ではこちらの方がいいと思っていたところを変えた方がいいと言われて難しいと感じたところもあった。今作っている次回作のプロットは言われた点はクリアできていたので自信をもって描いていきたい」と意欲を見せる。

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