京都市でシェイクアウト訓練が3月11日に行われる。東日本大震災の翌年から始まった訓練で今年は7年目となる。
シェイクアウト訓練は米国発の訓練方法で「Drop(まず低く)」、「Cover(頭を守り)」「Hold on(動かない)」の3つの安全行動を取る。訓練は1分で職場や家庭、学校などその場で行う。
当日は、9時30分から一斉に3つの安全行動を取る。この際、合図として声かけ、放送や笛などを使うことを推奨している。京都市では、あらかじめ訓練の日時を登録しておくとその日時に緊急地震速報の専用ブザーの鳴るアプリも紹介している。
5分後に京都市は、訓練用の緊急速報メールを送信する。京都市防災危機管理室の山内匡さんは「昨年の豪雨などでもメールを送信し、目にした方も多いと思うが、届かなかった場合は代わりとなる防災アプリを入れたり、機種を変更したりしてもらいたい」と話す。
市では、現在訓練参加事前登録を受け付けている。申し込みはインターネットやファクス(075-212-6790)などで受け付ける。