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京都府立植物園でイルミネーション ポインセチア展も

色が変化していくイルミネーション

色が変化していくイルミネーション

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 京都府立植物園(京都市上京区)で12月15日、夜間ライトアップ営業が始まった。

トウカエデのイルミネーション

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 約200メートル間のクスノキ並木を飾るイルミネーションは、ライトアップアーティストの高橋匡太さんが紫、緑、青などに変化する光の演出でデザイン。音楽と共に楽しめるようにしている。北山門にある高さ約20メートルのトウカエデは、高い枝の先までLED球を取り付け、噴水や水面に映り込む光も楽しめる。

 同園総務課長の齊藤眞千代さんによると、今年は台風の影響でクスノキの木が4本が倒れ、3本を起こしたほか、トウカエデも一部の枝が折れてしまったという。

 高橋さんは「1本1本様子を見てライティングするので今年は特に愛着が湧いた。奥に吸い込まれるように光が走ったり、一度暗転させたりと童話の夜の森のような怖さもある。夜の植物園を見てもらえたら」と話す。齊藤さんは「雨の日も歩道に色が反射してとてもきれいなのでお薦め」とも。

 観覧温室のジャングル室では、ポインセチア展示も行う。1.5メートル以上に成長した原種(地植えでは5メートル近くまで成長する)や、白やピンク、今年入ったくすんだ色合いの種類、バラのような形に品種改良したものなど約100種類700鉢を展示する。

 同園温室係長の山方政樹さんは「原種から始まり、時代によって苞(ほう=色のついた部分)の形や色、大きさなど好まれる物が変化してきているのが感じ取ってもらえるのでは」と話す。

 夜間営業時間は17時30分~20時(入園は19時30分)。(17時にいったん閉園し、あらためて開園)。入園料は、一般=200円、高校生=150円ほか。夜間の観覧温室は無料。夜間営業は今月25日まで。

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