阪急電鉄が12月7日、観光特急「京とれいん」に新車両「雅洛(がらく)」を導入すると発表した。
京とれいんは2011年から、梅田・河原町間を土曜・日曜・祝日に運行している。車両の内装は「和モダン・京町家」をイメージしている。
来年3月から運行予定の「京とれいん 雅洛」は「乗車したときから京都気分」をコンセプトに「雅な都に向かう列車」との思いを込め名付けた。6両すべての車両で、春夏秋冬と初秋、早春をテーマに、異なる外観やデザインを採用する。2号車と5号車は「坪庭」を備える。
このほか、スマートフォンやパソコンで進行方向のリアルタイムの展望映像が見られる前方映像配信サービスも新しく提供する。多言語(英語・韓国語・中国語)に対応した案内放送や、5種類の京都のガイドブックも設置する。