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京都生まれの伝統色インク「滅紫」「裏葉色」 文具イベントで先行販売へ

伝統色インクの「滅紫(けしむらさき)」と「裏葉色」のイメージ

伝統色インクの「滅紫(けしむらさき)」と「裏葉色」のイメージ

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 「TAG STATIONERY」(京都市下京区)が11月9日・10日、「みやこめっせ」(左京区)で開催する「文具店TAG 文具まつり」でオリジナルインクシリーズ「京の音」の新色を先行販売する。

パッケージにもこだわった「滅紫」と「裏葉色」のインク

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 草木染研究所(京都市山科区)の協力で、伝統色を再現した同シリーズ。これまでに「濡羽(ぬれば)色」「苔色」、万年筆画家のサトウヒロシさんと共同開発した「弁柄(べんがら)色」など13色を手掛けてきた。

 新色は色味の取れた灰みのある暗い紫色の「滅紫(けしむらさき)」と、木の葉の裏のような渋くくすんだ薄緑色の「裏葉(うらは)色」の2種類。同シリーズで、以前限定色として出した「秘色(ひそく)」(青磁器のような淡い灰みのある緑色)の好評がよくて定番色になるなど、くすんだ淡い色合いに人気が集まっているという。

 開発に携わったタケダ事務機の森内孝一さんは「ここ数年で男女問わずインクの裾野(すその)が広がったように感じる。どちらも色味を抑えた微妙なニュアンスがある色なので試してもらえたら」と話す。

 価格は40ミリリットル入り1,512円。11月15日からウェブと直営店(インショップ含む)で数量限定販売する。

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