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京町家から出てきた「家具市」 「町家の日」関連企画で

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 京町家作事組(京都市中京区釜座町、TEL 075-252-0392)が現在、「家具市」を開催している。

水屋やタンスなどが並ぶ

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 3月のマーチと8を合わせ、3月8日の「町家の日」イベントの一環として行う同イベント。町家の改修や修繕などの相談に応じる京町家作事組が、上京区の住宅などで使われていた家具の展示・販売を行う。

 取り扱いは、水屋やタンス、学習机など約10点。価格は2,000円~1万円。寸法はホームページ上の目録で確認できる。希望者は事務局に問い合わせの上、現物を見て引き取る。

 家具を預かる冨家裕久さんは「状態も悪くなく、少し手を掛けて工夫してやればさまざまな使い方ができるのでは。町家と同じで、価値のわかる人に引き取ってもらえたら」と話す。

 京都作事組の事務局を務める森珠恵さんは「町家はきちんと手を入れることで長く使えるもの。最近問い合わせの多い耐震のことなども技術を持った職人さんや専門家が相談に応じたり、町家と庭のつながりや、町家での香道の体験などさまざまな催しも予定しているので町家に興味のある人に参加してもらえたら」と話す。

 今月31日まで。

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