京都市の動画シリーズ「平成KIZOKU2」に1月19日、新作が加わった。
京都市は2016年から、白塗りの平安貴族が平成にやってきたという設定で、二条城や無鄰菴や平安神宮などでエキセントリック・ダンスと邦楽風の音楽で京都の良さを伝えるシリーズ「平安KIZOKU」を展開。ダンスチーム「TRIQSTAR」(トリックスター)の起用と白塗り、ロケーションの意外性から今年1月17日の時点で、シリーズ累計100万回の再生数を記録した。
新作では麻主麻呂(ましゅまろ)に麻呂八華(まろやか)に昨年9月から納言八華(なごやか)、秘路式部(ぴろしきぶ)を加えた4人が登場。明治150周年を記念した取り組みや、「地域の子どもは地域で育てる」という理念の「はぐくみ憲章」や、伝統の技から作られ、現代の暮らしにも取り入れやすいデザインの「京もの」が購入できるオンラインショップ「京もの専門店『みやび』」を紹介する。
今年4月に自転車保険義務化を知らせる動画では、西京極公園で4人が補助輪付きの自転車を周りの人に驚かれるほど勢いよく「激走」。「自転車保険入ってる?」「京都でチャリンコ乗る人は 入ってないとダメリンコ」と保険の加入を呼び掛ける。
19日には原宿で来月から都内で行う「京あるきin東京」の一環で、白塗り姿の女子高生やサラリーマンがイベントや動画を紹介するパンフレットを配布した。